整形外科

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人工関節置換術

いたみ、変形した関節を人工の関節に置き換えます

人工関節置換術

入院設備

全室電動ベッドを完備、患者さんの快適な入院生活をサポートします

入院設備

インフュージョンルーム

半個室、電動式リクライニングシートで快適に点滴を受けていただけます

化学療法室

変形性関節症

「関節痛」には、リウマチなどの他の疾患により起こるものや、関節に負担をかける生活やスポーツなどを続けた事が原因で起こるもの、また、加齢によるものなどがあります。
その中でも「変形性関節症」は、最も多いとされています。

変形性関節症は、関節と軟骨周囲の組織が損傷することで痛みなどが出る慢性疾患で、 40代から50代に発症し、60代以上になると、程度の差はあれ、80%以上の方が症状が見られるといわれています。
全ての方がかかるわけではありませんが、年齢とともに筋力が弱くなり関節にかかる負担が大きくなることや、長年にわたり関節を使い続けて関節の軟骨がすり減ってきたことなどが関係していると考えられます。
変形性関節症の中でも特に、膝に起こる「変形性膝関節症」は最も多いとされています。

治療は、基本的に「薬物療法」「運動療法(リハビリテーション)」を組み合わせて行われますが、強い痛みがあり日常生活にかなりの支障をきたす場合は、「人工関節置換術」などの手術をご提案する場合もあります。

人工関節置換術

「人工関節置換術」とは、痛んだり変形した関節を、人工の関節と置き換える手術です。
当院では、週2回のペースで人工関節置換手術を行っています。

人工膝関節全置換術(TKR)は、損傷した膝関節を全部とりかえる手術です。
人工膝関節単顆置換術(UKA)は、あまり損傷が進んでいない場合、いたんだ部分だけをとりかえる手術で、入院期間もTKRに比べると短くてすみます。

田窪リウマチ・整形外科 人工関節置換術実績

近年の実績詳細

H22 H23 H24 H25
人工膝関節全置換術(TKR) 42 43 35 41
人工股関節全置換術(THR) 5 7 12 5
人工膝関節単顆置換術(UKA) 7 33 44 41

10年間の実績

人工膝関節全置換術(TKR) 389
人工股関節全置換術(THR) 59
人工膝関節単顆置換術(UKA) 125
人工肩関節全置換術(TSR) 5
人工肘関節全置換術(TER) 4

※平成16年5月〜平成26年4月までの件数

線維筋痛症

全身の広い範囲にわたって痛みを感じる病気です。
首から肩、背中や腰部、臀部などの体幹部や太もも、膝、下肢などの痛みやしびれ、こわばり、さらに目の奥や口腔の痛み、頭痛などまで様々な痛みの症状があります。
痛みの箇所や強さには個人差があり、また、痛む箇所が移動したり、気候や過労、ストレスで痛みの度合いやレベルが変化することがあります。
関節リウマチに似た関節痛などの痛みを訴えることが多いですが、リウマチのような関節の腫れや変形はなく、一般の検査では目立った異常が見られないのが特徴です。

からだの痛みのほかに、以下の症状を伴う場合があります。

  • 睡眠障害、疲労感、抑うつ感、不安感
  • 過敏性腸症候群、便秘、下痢、腹痛
  • 手足のしびれ・こわばり
  • 頭痛、目や口の乾き
  • 頻尿、膀胱炎
  • 月経困難、生理不順、冷感、耳鳴り、むずむず足症候群 など

日本ではようやく名前が知られてきたところで、まだまだ認知度も低く、情報の得にくい病気です。
しかし、この病気の有病率は、米国の調査で女性3.4%、男性0.5%と女性に多く、人口の2%といわれており、日本でも同程度の頻度であるとの厚生労働省からの報告もあります。
けっしてまれな病気ではなく、はっきりとした自覚症状があるにも関わらず、診断がつかないまま放置され、病院を転々とするケースも少なくありません。
しかし、決して「詐病」や「怠け病」ではありません。命に関わる病気ではありませんが、痛みのために日常生活や社会生活に支障が出るほどになることもあります。
原因はいまだ不明で決定的な治療法や特効薬もなく、消炎鎮痛剤や抗うつ剤などの向精神薬、運動療法、心理療法などで治療しますが、重症化する前に、早めの受診をして対策することが必要です。
3ヶ月以上にわたり広範囲に痛みが続いたら、受診されることをお勧めいたします。

骨粗鬆症

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。
骨粗鬆症は圧倒的に女性に多く、60歳代では2人に1人、 70歳以上になると10人に7人が骨粗鬆症といわれています。これは、閉経による女性ホルモンの分泌低下が骨密度を低下させるためです。
このような体の変化に加え、遺伝的要因やダイエットなどによる栄養不良、運動不足といった生活習慣も骨粗鬆症の原因として考えられており、最近では、若い女性の発症も問題になっています。
治療には、主に薬物療法が用いられます。

その他整形外科領域

田窪リウマチ・整形外科では、一般的に「整形外科領域」とされている症状も診察しております。
整形外科領域は多岐に渡ります。お気軽にご相談ください。